#034 まさかの急な坂(2017.02.03)
自転車に乗る機会が増え、この日は新宿へ。都電荒川線に沿うように南下することにした。
都電雑司ヶ谷から鬼子母神前までは、工事中ながらも線路沿いに道がある。さらに直進すると、目白通り(千登世橋上)に出た。
都電や明治通りを見下ろしてみると、橋が意外に高いことがわかる。
同時に、橋の上から明治通りを結ぶショートカットが階段しかない、つまり自転車ではすぐにアクセスできないことを知る。
少し東に行くと、南に抜ける道があった。が、その先で驚くべき光景に出くわす。
これまでに経験したことのないような急坂・・・自転車に乗ったままではまず下れない坂がそこにはあった。
坂上から見たその傾斜は、難度の高いゲレンデの如し。自転車を降り、蛇行するように下った。
あとで調べたら、23区内屈指の急勾配だった。
坂の名は「のぞき坂」という。自転車だから来れた場所だが、自転車では通れない難所だった。
#032 車窓越しのレインボーブリッジ(2017.01.21)
お台場にある某温泉施設で過ごし、帰りは品川駅行きのシャトルバスに乗る。
バスは、当然のようにレインボーブリッジを経由。低い太陽が照らす東京港を眺めることができた。
都バス以外のバスでこの橋を通るのはおそらく初めて。
その大きな窓からの眺望はなかなかのもの・・・西側のループを下る途中では、橋の全景をしっかり捉えることができた。
窓越しながら、上々の一枚。都バスではこうはいかない。
#031 新宿区メインの飯田橋交差点(2017.01.13)
昼休み、自転車で飯田橋へ向かう。
南北に目白通り、東西に外堀通りが交差する飯田橋交差点は、大久保通りの分岐も加わり、堂々の五差路。
自転車の横断は可能だが、易々とは行かないのは五差路ゆえの理。信号待ちの間にカメラを向けたところ、通りの名称が歩道橋に付されていることに気付く。
そして所在地の表記は、新宿区下宮比町。その大きな歩道橋は、大部分が新宿区内に入っているので、表記も一応合ってはいるが、階段部分など一部は他の区にかかる。
奥の高速道路は文京区、交差点を右へ進む車の流れの先は千代田区。新宿区が大半を占めるが、一枚の写真に三つの区が収まる。
三区以上の境界にある交差点は他にもあるはず。自転車の機動力を活かして、訪ねてみようと思った。
#029 丸の内仲通りの電飾(2016.12.24)
冬の風物詩、イルミネーション。
丸の内仲通りでは、「丸の内イルミネーション2016」との題で、街路樹に電飾がめぐらされ、煌めく。
通りには多くの人が繰り出しているが、これら木々に灯る単色の光のせいか、辺りは落ち着いた感じに見える。不思議と気持ちも和む。
この先の行幸通りでは、何とも不可思議な演出が展開され、その落ち着かない感じと言ったら、なかった。
イルミネーションイベントは、シンプルかつ密やかでありたい・・・雑踏の中、そう思った。
#027 新生・戸越銀座駅(2016.12.11)
「木になるリニューアル」というのが気になって、そのリニューアル初日に訪れた。
この日は晴れていたが、気温は低く、その木材(多摩産材)を組んだホーム屋根も引き締まって見えた。
当初予定では、今夏にリニューアル完成とのことだったが、冬場に竣工という形で逆によかったと思う。
木造駅舎と呼ばれるものは全国に多々ある。だが、同じ木造でも、こうした造形、デザインの駅はまずない。
「木たくなる駅」というキャッチフレーズもよさそうだ。