続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#048 舎人公園の木々(2017.05.11)

自転車で尾久橋通り、つまり日暮里・舎人ライナー沿いを走る。

見沼代親水公園駅から南へ1.4kmほど進むと、視界が開け、舎人公園に着いたことがすぐにわかる。

公園は広大で、北の端から南の端まで1kmはある。その途中の光景はさまざま。そこが都市の道路沿いであることを忘れさせるような空間もあった。

木々が並び、草が覆う。その緑は実に鮮やか。

心洗われるひとときを過ごすことができた。

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#047 バラと都電(2017.05.09)

都電沿いに小台から西へ。

20時を過ぎ、さすがに暗い中だったが、沿線のバラは色とりどりでどれも美しく、停まって見入っては進み、また停まっての繰り返し。

荒川車庫前停留場まで来たところで待機する。ここは比較的明るく、撮影に向いていた。

発車したばかりの三ノ輪橋行きが通る。折りよく、花をモチーフにした車両だったのがまたよかった。

次は晴れた午後にでも、と思う。

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#046 鎗ヶ崎、旧山手通り(2017.04.29)

恵比寿駅から駒沢通りを進み、鎗ヶ崎の三差路へ。

代官山UNITというスポットで行われるライブイベントに招かれ、久々にこの界隈に来た。

雲行き怪しく、小雨がパラつき始める中だったが、街灯の演色により、沿道の雰囲気は暖かく、穏やか。

その雰囲気に魅了され、横断歩道で足を止めることになる。

ここは、代官山の一端、旧山手通りの始点。

ブランドチックな街は、やはりひと味違うと思った。

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#045 春日一丁目、牛坂(2017.04.25)

中央大学後楽園キャンパスを回り込み、飯田橋方面に向かう道中。

ジグザグに進んでいくと、思いがけず「牛天神」(北野神社)に出た。梅や「牛石」で知られる神社で、かねてから気にはなっていたが、場所は不確かだった。こんなところに…である。

昼休み中につき、お参りするだけの余裕はあいにくなく、ただ坂を下りつつ、頭を下げるのみ。

坂の名は、牛石にちなみ、「牛坂」と云う。振り返りつつ、ゆっくり下るのにいい坂だった。

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#044 播磨坂下(2017.04.19)

早めに帰途につき、あまり通ったことのない道を往く。

自転車で千川通りを走るのはおそらく初。

すでに暗さが増してきた18時45分頃のこと、心惹かれる街路に行き当たった。

瀟洒な建物、広い路面、並木...それは、ヨーロッパのどこかの街のような光景。

その路は緩やかな坂になっていて、カーブしているためか、奥の方は見えない。

少々ミステリアスな感じがまたいい。

空の濃い青が強く印象に残る時間。場所を記すなら、「播磨坂下」とするのがよさそうだ。

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#043 高戸橋から望む桜(2017.04.04)

都電荒川線学習院下まで来て、明治通りを少し南へ。

神田川に架かる高戸橋に着けば、川を覆い尽くさんばかりの桜、桜...

この日は他にも何か所かで花見をしたが、当地の桜が最も満開に近かった。

いや、満開といっていいだろう。

この後、行き交う都電を見ながらしばしの観桜。

気が付くと17時を回っていた。

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#042 八重洲の桜(2017.04.02)

東京駅八重洲北口から、日本橋高島屋の方へ向かう際に通る道がある。

見頃はまだ先だと思っていたが、それなりに開花していて程よい感じだった。

咲き進むにつれ、この角度からの建物や空は見えにくくなっていくのだろうか。

その様子を確かめに、また足を運んでみようと思う。

通りの名は、実に素直。

「さくら通り」という。

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#041 煙、汽笛・・・池袋西口の蒸機(2017.03.25)

昼下がりの池袋西口。遠くから西口の公園の方を見遣ると、煙が立ち込めていて、何事かと思う。

この日、池袋西口公園などで「鉄道模型芸術祭」なる催しがあり、その一環で、蒸気機関車が登場。煙は、その蒸機が出していたものだった。

小型ながらも本格的。石炭を使っているので、その煙も強力な感じだった。

蒸機の名は「マフ・ポッター号」。羅須地人鉄道協会という団体のオリジナル機関車だそうだ。

東京芸術劇場東武百貨店などに囲まれているせいか、汽笛がよく響く。

その残響が心地よかった。

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#040 赤羽台の新キャンパス(2017.03.19)

東京都北区赤羽の台地、その名の通り「赤羽台」に、東洋大学の新キャンパスが誕生した。

開校は4月。

そのお披露目イベントが、三連休の中日に開かれた。開校後はそう易々とは入れないだろうから、とにかく足を運んだ。

かつて中学校があった地に、大学のキャンパスが設けられた訳だが、校舎が新設されるとなれば、そのデザインも斬新な感じに・・・スノコというか物流パレットというか、不思議な板材が窓の列に並び、アート然としていた。

芸術、工芸に関する学部が入りそうな印象を受けるが、開学するのは「情報連携学部情報連携学科」。

さまざまな向きに情報を発信する、そんな見方ができそうだ。

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#039 浅草発 新型特急(2017.03.10)

デビュー前の新型車両が、試乗を兼ねて貸切で運転されることがある。

この日は、東武の「Revaty(リバティ)」なる新しい特急用車両がお試しで走るというので、出発地に近い場所で見送ることにした。

浅草発は9:30と10:27の2回。その2回目を待った。姿を見せたのは、予定時刻の数分後だった。

浅草駅を出た列車は、徐行しながらカーブを進み、低速のまま隅田川を渡る。普通も特急も同じ。

スピード感はないが、遅い方が観察するにも撮影するにも好都合というものだ。

実物のRevatyの印象は、コンパクト、精悍、未来的。

ちょうど先頭部に陽の光があたり、より輝かしく見えた。

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