続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#053 変わりゆく新橋駅(2017.06.29)

列車で通ることは度々あっても、外から見ることは最近なかった新橋駅。

久々にSL広場に来たところ、その変わりように大いに驚く。

大屋根の工事については、過去に何度か目にしているものの、いよいよ巨大構造物が姿を現した…そんな印象を受けた。

雨が降りそうで降らなかった日。蒸し暑さを感じる中、厚い屋根はより厚く、重々しく映った。

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#052 国立西洋美術館(2017.06.24)

7月中旬並みの暑さの中、上野公園へ。

お目当ては、「台湾フェスティバル」。ただし、人出が多い上に、陽射しが強く、長居できる場所ではなかった。

そのまま帰ってしまうのは惜しいので、国立西洋美術館に立ち寄る。世界文化遺産に登録されて以降、場内に入ったのは初めてだった。

目に付いたのは、「カレーの市民」(ロダン作)。

重々しい群像が強い日射を浴び、より重厚な印象を受ける。

作品テーマの通り、表情からは苦悩が読み取れるが、それを上回る威厳を感じた。

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#051 新宿西口(2017.06.19)

新宿駅の西口地下、ロータリーからのおなじみの光景を撮る。

SUBARUの広告物に今は時計がないので、時刻を証明できる写真にはならないが、この明るさで実は19時過ぎ。

梅雨の合間、かつ、夏至の週・・・空に青さが残る19時台の写真が撮れるチャンスは案外限られている。

撮れるだけ撮っておこうと思う。

...夏至の当日は、雨の予報。

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#050 日本橋(2017.06.01)

神田鐵道倶楽部」なる「鉄道バル」がオープンするというので、自転車で神田駅に繰り出す。その延長で、三越前日本橋にも寄ってみた。

当の日本橋に着いたのは19時過ぎ。ちょうど車の通行が途切れたタイミングで、橋をメインに撮ることができた。

こうして見ると、日本橋というのは結構幅広なのがわかる。

同じく幅のある高速道路がその上を横切る。

板状の面には、橙や白などの照明が反射して、景観に彩りを添えるよう。

間接的な光の演出、その好例だと思った。

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#049 初夏の陽気とN700A(2017.05.28)

日曜、15時半頃。6月下旬並みという気温の中、有楽町駅の東口に立つ。

駅前ではちょっとしたイベントがあり、人が集まる。その分、熱気も増し、暑さがこたえた。

そこへ下りの新幹線・・・N700Aが涼しげに通り過ぎる。

青のラインは、一服の清涼剤。線を目で追う間は、暑さを忘れることができた。

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#048 舎人公園の木々(2017.05.11)

自転車で尾久橋通り、つまり日暮里・舎人ライナー沿いを走る。

見沼代親水公園駅から南へ1.4kmほど進むと、視界が開け、舎人公園に着いたことがすぐにわかる。

公園は広大で、北の端から南の端まで1kmはある。その途中の光景はさまざま。そこが都市の道路沿いであることを忘れさせるような空間もあった。

木々が並び、草が覆う。その緑は実に鮮やか。

心洗われるひとときを過ごすことができた。

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#047 バラと都電(2017.05.09)

都電沿いに小台から西へ。

20時を過ぎ、さすがに暗い中だったが、沿線のバラは色とりどりでどれも美しく、停まって見入っては進み、また停まっての繰り返し。

荒川車庫前停留場まで来たところで待機する。ここは比較的明るく、撮影に向いていた。

発車したばかりの三ノ輪橋行きが通る。折りよく、花をモチーフにした車両だったのがまたよかった。

次は晴れた午後にでも、と思う。

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#046 鎗ヶ崎、旧山手通り(2017.04.29)

恵比寿駅から駒沢通りを進み、鎗ヶ崎の三差路へ。

代官山UNITというスポットで行われるライブイベントに招かれ、久々にこの界隈に来た。

雲行き怪しく、小雨がパラつき始める中だったが、街灯の演色により、沿道の雰囲気は暖かく、穏やか。

その雰囲気に魅了され、横断歩道で足を止めることになる。

ここは、代官山の一端、旧山手通りの始点。

ブランドチックな街は、やはりひと味違うと思った。

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#045 春日一丁目、牛坂(2017.04.25)

中央大学後楽園キャンパスを回り込み、飯田橋方面に向かう道中。

ジグザグに進んでいくと、思いがけず「牛天神」(北野神社)に出た。梅や「牛石」で知られる神社で、かねてから気にはなっていたが、場所は不確かだった。こんなところに…である。

昼休み中につき、お参りするだけの余裕はあいにくなく、ただ坂を下りつつ、頭を下げるのみ。

坂の名は、牛石にちなみ、「牛坂」と云う。振り返りつつ、ゆっくり下るのにいい坂だった。

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#044 播磨坂下(2017.04.19)

早めに帰途につき、あまり通ったことのない道を往く。

自転車で千川通りを走るのはおそらく初。

すでに暗さが増してきた18時45分頃のこと、心惹かれる街路に行き当たった。

瀟洒な建物、広い路面、並木...それは、ヨーロッパのどこかの街のような光景。

その路は緩やかな坂になっていて、カーブしているためか、奥の方は見えない。

少々ミステリアスな感じがまたいい。

空の濃い青が強く印象に残る時間。場所を記すなら、「播磨坂下」とするのがよさそうだ。

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