続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#061 新宿東口(2017.08.28)

髙島屋を出て、地上の街路を歩き、新宿駅に向かう。

新南口は大きく変わったが、南口から東口にかけての光景はさほど変化なく、不思議と落ち着く感じがした。

夜8時頃、新宿通りに面したビルの並びが一望できる場所に着く。

これも見慣れた眺めのはずが、美装を施した建物が増えたせいか、煌々とした印象・・・一瞬、目を疑った。

変化していないようで、変化している。それが新宿という街なのだと改めて思う。

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#060 雨の大崎駅(2017.08.19)

積乱雲の下に入ると、辺りは暗さを増し、両側の車窓にはいつしか大粒の雨。

湘南新宿ラインで、新川崎、武蔵小杉と進む間、列車は洗車機を通るような状態*1だった。

降雨が続く中、列車は大崎駅に着く。2分ほど停車時間があったので、ホームに出て、雨の様子を見る。

まだそれなりに降っていて、涼しさを感じた。

南側に視線を移すと、新幹線が左方向に進むのが見え、その下から大崎止まりの列車が姿を見せた。

車体も前照灯もくっきりと見え、雨の中ということを感じさせない。

空気が澄んでいた、ということかも知れない。

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*1:多摩川花火大会会場の二子玉川付近が豪雨と強風で大変なことになっていたのは、これと同じ頃と思われる。

#059 旧新橋停車場と背景の二棟(2017.08.18)

新橋に寄ったついでに、旧新橋停車場(鉄道歴史展示室)に向かう。

歴史ある建物と、その背景にある高層建築物。配置の妙もあって、新旧で調和がとれている印象を受ける。

高いのは、パナソニックのビル(左)と、汐留シティセンター(右)。ともに堂々たる建物だが、それらに守られるように建つ旧新橋停車場は、風格や威厳といったものを感じさせ、存在感は大。

高層の二棟は、引き立て役と言っていいかも知れない。

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#058 表参道の光彩(2017.08.05)

土曜の夜7時過ぎ。

原宿駅に向かって表参道を歩いていると、煌びやかな中にも落ち着いた感じの建物が目に留まる。

表参道の雰囲気というのは、こうした建物が醸す光や色が重なってつくられるのだろう。

左は、原宿クエスト。照明が少ない分、トーンは暗め。街路樹も黒々していて、夜空の群青を際立たせる。

建物、街路、街灯、樹木・・・こうした要素が互いに引き立て合う中で、その街の光彩が表出するのだと思う。

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#057 青山のアオ(2017.08.01)

表参道駅で降りるのも、青山通りを歩くのもかなり久々。

スパイラルホールの前の出口から表に出ると、未来的な印象の複合商業ビルが目に入った。

ビルの名称は、「Ao」(アオ)。

低層と高層の二棟から成る。高さは違うが、窓周りのデザインは共通。オープンからすでに8年以上経っているそうだが、今なお斬新だと思う。

ここはかつて、表参道の高級感を支えてきたスーパー紀ノ国屋があった場所。

高層建築物を見上げつつ、かつての紀ノ国屋を思い返す。

最後に訪れたのはいつだったか... 随分と昔の話になってしまったのは確かだ。

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