続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#086 高輪いちょう坂(2018.02.25)

2月25日は、京浜急行創立記念日。120周年にあたる当日、京急全線で使える「優待乗車証」などが沿線10か所で配られ、その一つ、ウィング高輪へ出かけた。

20分余り並んで乗車証を手にし、その場を後に。広い場所に出ると、なだらかな坂が目に入った。

坂の名前は「いちょう坂」。こざっぱりした印象だが、坂の先(左の奥)にアクアパークがあるためか、人の流れが途切れることはない。

坂を下りて来る分には、散歩するのによさそうな坂道。

ゲレンデのようにも見えるのがまた一興だと思う。

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#085 環七から望む三複線(2018.02.13)

東十条から十条方面に向け、環七通りを進む。

その方向だと上り坂になり、京浜東北線東北本線など、JRの三つの複線を越え、台地に出る。

三複線の様子を撮ろうと構えていたら、偶然にも珍しい車両が向かって来た。

それはE655系「和(なごみ)」。

情報を得た上で撮るのもいいが、たまたま居合わせて撮るというのはまた格別だと思う。

いい一日になりそうだ・・・そんな気がした。

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#084 柴又帝釈天(2018.02.03)

土曜の節分。せっかくなので、午後に行われる豆撒式などに出かける。

これまで節分会では訪ねたことのなかった寺社にしようと思い立ち、柴又帝釈天に向かった。

開会は14時から。境内には10分前に入った。

すでに大勢の人達で賑わっていたが、どこか張り詰めた雰囲気があった。

空模様や気温のせいかも知れない。写真からもその空気を感じる。

豆撒式では、「神猿」と鬼との間で問答が交わされる場面があり、問答の末、鬼が退散した後に、福豆が撒かれる。掛け声は終始、「福は内」だった。

時間は10分程。短時間ではあったが、これぞ節分という厳かな印象を受ける式だった。

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#083 ミッドタウン・ガレリア(2018.01.27)

久し振りに東京ミッドタウンを訪ねる。

外は風も強く、かなりの寒気だったが、建物に入れば至って穏やか。気分も和らぐ。

ガレリアは、4層分の吹き抜けが特徴。細い水柱を円柱状に並べ、滝を表現したという「ツリーシャワー」も目を惹く。

吹き抜けに注ぐ光、シャワーを滑る水…どちらも白々としているが、冷たさは感じない。

木調の内装がもたらす暖色が利いているのだろう。

デザイン性の優れた空間だと改めて思う。

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#082 雪舞う九段下(2018.01.22)

予報通りだったが、予想以上だった月曜の雪。

雪道をできるだけ歩かずに済むよう、九段下駅から帰ることにした。

軽い粉雪も、強風に乗れば重さを得る。

そして、上からでも横からでも、そこにあるものを白くしてしまう力を持つ。

駅名の看板を見て、その威力を思い知った。

雪風は階段にも吹き込む。

一歩一歩踏みしめつつも、足早に下りるしかなかった。

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