#084 柴又帝釈天(2018.02.03)
土曜の節分。せっかくなので、午後に行われる豆撒式などに出かける。
これまで節分会では訪ねたことのなかった寺社にしようと思い立ち、柴又帝釈天に向かった。
開会は14時から。境内には10分前に入った。
すでに大勢の人達で賑わっていたが、どこか張り詰めた雰囲気があった。
空模様や気温のせいかも知れない。写真からもその空気を感じる。
豆撒式では、「神猿」と鬼との間で問答が交わされる場面があり、問答の末、鬼が退散した後に、福豆が撒かれる。掛け声は終始、「福は内」だった。
時間は10分程。短時間ではあったが、これぞ節分という厳かな印象を受ける式だった。
#083 ミッドタウン・ガレリア(2018.01.27)
久し振りに東京ミッドタウンを訪ねる。
外は風も強く、かなりの寒気だったが、建物に入れば至って穏やか。気分も和らぐ。
ガレリアは、4層分の吹き抜けが特徴。細い水柱を円柱状に並べ、滝を表現したという「ツリーシャワー」も目を惹く。
吹き抜けに注ぐ光、シャワーを滑る水…どちらも白々としているが、冷たさは感じない。
木調の内装がもたらす暖色が利いているのだろう。
デザイン性の優れた空間だと改めて思う。
#078 花園神社(2017.12.10)
自転車で飯田橋へ。外堀通りに入れば、千代田区から新宿区になる。
市ヶ谷で交わるのは、靖国通り。アップダウンはあるが、この通りを西に進めばいずれ新宿に出る。
道中、合羽坂や富久町などで足を止めつつだったため、新宿五丁目の交差点付近に着いたのは12時近く。市ヶ谷を出て、20分が経っていた。
新宿に入れば、見慣れた光景が多いだろうから、信号以外で停まる要素は少ないはず。だが、交差点を過ぎたところで、思いがけず停車することになる。
花園神社の鳥居、その背後の黄葉・・・その限られた空間に入る光の加減がまた佳かった。
参道に向かって一礼し、引き続き西をめざす。
中野区に入るまで、それほど時間はかからなかった。