#031 新宿区メインの飯田橋交差点(2017.01.13)
昼休み、自転車で飯田橋へ向かう。
南北に目白通り、東西に外堀通りが交差する飯田橋交差点は、大久保通りの分岐も加わり、堂々の五差路。
自転車の横断は可能だが、易々とは行かないのは五差路ゆえの理。信号待ちの間にカメラを向けたところ、通りの名称が歩道橋に付されていることに気付く。
そして所在地の表記は、新宿区下宮比町。その大きな歩道橋は、大部分が新宿区内に入っているので、表記も一応合ってはいるが、階段部分など一部は他の区にかかる。
奥の高速道路は文京区、交差点を右へ進む車の流れの先は千代田区。新宿区が大半を占めるが、一枚の写真に三つの区が収まる。
三区以上の境界にある交差点は他にもあるはず。自転車の機動力を活かして、訪ねてみようと思った。
#029 丸の内仲通りの電飾(2016.12.24)
冬の風物詩、イルミネーション。
丸の内仲通りでは、「丸の内イルミネーション2016」との題で、街路樹に電飾がめぐらされ、煌めく。
通りには多くの人が繰り出しているが、これら木々に灯る単色の光のせいか、辺りは落ち着いた感じに見える。不思議と気持ちも和む。
この先の行幸通りでは、何とも不可思議な演出が展開され、その落ち着かない感じと言ったら、なかった。
イルミネーションイベントは、シンプルかつ密やかでありたい・・・雑踏の中、そう思った。
#027 新生・戸越銀座駅(2016.12.11)
「木になるリニューアル」というのが気になって、そのリニューアル初日に訪れた。
この日は晴れていたが、気温は低く、その木材(多摩産材)を組んだホーム屋根も引き締まって見えた。
当初予定では、今夏にリニューアル完成とのことだったが、冬場に竣工という形で逆によかったと思う。
木造駅舎と呼ばれるものは全国に多々ある。だが、同じ木造でも、こうした造形、デザインの駅はまずない。
「木たくなる駅」というキャッチフレーズもよさそうだ。