京急の泉岳寺~新馬場(1.7km)を連続立体交差化する計画があり、その「都市計画素案説明会」が開かれるというので、会場の台場小学校へ足を運んだ。
その道中、通ったのが北品川橋。橋の北側は屋形船のたまり場で、その密度が水面を押さえているようだった。
水は濁っていて、透明感はなかったが、船や船宿など、そこにあるものを映し出し、鏡の如し。鈍い色の中に、空の青も取り込んでいるのが印象的だった。
ここはかつての目黒川。今は品川浦というのだとか。(→参考)
時代をずっと遡れば河口部、つまり海が目の前に広がる場所だった。往時の景色を思い描く楽しみがここにはある。
