続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#091 電車の見える公園と電車(2018.04.12)

朝方、自転車で環八通りを西進し、板橋区練馬区の境まで来る。

区境は、環八が東武東上線と交わる辺り。車やバイクは、線路下のトンネル区間を通る。

自転車や歩行者は、環八の上を進む形になるが、そこに踏切はなく、跨線橋*1を使うことになる。

その跨線橋から、東武練馬駅方面を望む。

線路の左、側道の隣の公園は、練馬区立「電車の見える公園」。

公園からももちろん電車は見えるが、車両の先頭や編成全体ということなら、跨線橋だろう。

電車の見える陸橋、いや「電車がよく見える陸橋」と名付けてもよさそうだ。

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*1:少し歩くと、前後に踏切もある。いずれも片道100mほど。

#090 板橋、石神井川、満開の桜(2018.03.27)

中山道を自転車で往けば、石神井川に架かる「板橋」を通る。

沿道屈指の桜の名所とあれば、足を止めない訳にはいかない。

三月の最終週で桜はすでに満開。

枝ぶりのいい桜が競うように咲き誇り、月曜から毎日のように楽しませてもらっている。

木曜になると、早くも散る花が多くなってきた。

火曜の朝は、風に舞う花は至って少数だった。

川面の青が、光と静寂を湛えながら移ろう。

桜の華々しさを抑えるようにも引き立てるようにも見えるのが印象的だった。

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#089 東京ミッドタウン日比谷(2018.03.26)

出勤前、自転車で日比谷通りを走る。

日比谷公園の近くに来ると、どことなく違う空気が感じられ、見上げると高層の建築物。

東京ミッドタウン日比谷」…その名前が出てくるのに時間はかからなかった。

グランドオープンは3日後だが、すでに街のランドマークとして定着している印象を受けた。

次は仕事帰りに訪ねようと思う。

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#088 間もなく代々木上原(2018.03.11)

小田急線の複々線区間が全面開業した後、そのメリットを活かしたダイヤ改正が行われるまで、2週間という期間が設けられた。

その「慣らし運転」とも言える最中の日曜日、千代田線に直通する急行に、下北沢から乗った。

かつて、下北沢~東北沢は地上で複線、東北沢は通過待ちの線路を含めて複々線、東北沢~代々木上原は高架で複線*1と、変化に富んでいた。

複々線の全面開業により、東北沢~代々木上原は、地下複々線~高架複々線という形になり、線路が増えたり減ったりというのがなくなった。つまり、わかりやすくなった訳だ。

地下の東北沢駅は世田谷区に位置する。地下から出ると渋谷区に入り、進行方向右手には、上原、駒場といった名だたるエリアが広がる。

建物に変化はあっても、眺望自体は複々線化工事の前も後も変わらない。

いつもながらいい眺めだと思う。

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*1:複々線化工事の過程で、一時的に通過線と千代田線用の線路をつなぐ形で複々線にしたり、その複々線を複線に戻したりと、東北沢~代々木上原は線路容量が度々変化している。

#087 これより不忍通り(2018.03.03)

椿山荘の近くにある野間記念館で展覧会を観た後、目白通りをひたすら西へ歩く。

目白駅までは約2km。途中、文京区と豊島区の区境を通る。

区境付近には三差路(目白台二丁目交差点)がある。一本は、目白通りから分岐するように延びる不忍通り

千石、千駄木不忍池などで一部区間を通ることはあっても、その起点を認識することはこれまでなかった。

目白通りと接していたというのを今更ながら知る。地理を思い描けばすぐにわかりそうなものだが、現地に来て実感することもまた多い。

道の先は、護国寺であり、大塚であり、普段よく横断する千石界隈に通じる。

いつか自転車で全区間を走破・・・そんな気を起こさせる、正に“起点”だった。

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