続々 東京百景

東京23区のちょっとしたシーンをご紹介します。(「東京百景」「続 東京百景」に続く小品集です)

#064 滝野川橋梁(2017.09.21)

石神井川に沿って、西へ向かった。

板橋駅方面に出るには、もっと手前で左に曲がる必要があったが、そのまま川沿いに進んだため、埼京線の橋梁の下まで来た。

名称は、付近の地域名からとって「滝野川橋梁」*1。橋の下を流れる川は、あくまで石神井川・・・名称の妙に思いを馳せつつ、橋を見上げ、空を眺める。

今年最後の真夏日*2が予想された日。

空気は乾いた感じで、爽秋と呼ぶにふさわしい日の朝だった。

爽やかな空の下、空色のラインの列車が爽快に過ぎて行った。

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*1:所在地は、板橋区板橋4丁目

*2:結果的に、9/21の東京の最高気温は29.5℃。真夏日にはならなかった。

#063 白、青、緑、赤・・・丸の内北口の彩色(2017.09.06)

東京駅丸の内北口を出ると、鮮やかな色彩が目に付いた。

その「色窓」は、日本生命丸の内ビルの街路に面した部分。

特に、赤、緑、青は見事で、見入ってしまった。「魅入る」という表現の方が合うかも知れない。

調べたところ、「Tokyo2020」のムーブメント創出の一環で、オリンピックを象徴する色を用いたライトアップを展開しているとのこと。(→参考

オリンピックに関わりなく、街を彩る取り組みとして続けていいと思う。

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#062 新河岸大橋からの眺め(2017.09.02)

環八通りから北区の浮間地区に出る時に通るのが新河岸大橋。

その名の通り、新河岸川に架かる橋だが、大橋と呼ぶほどのスケール感はなく、いい意味で通行はしやすい。

橋の中央付近から、東の方角を眺めた。

全体的に暗めだが、右岸のグリーンの照明がアクセントとなり、色みのある光景が広がる。

川面に映る光は、緑と白を混ぜるようにして漂い、揺れる。

この辺りは、川の中央に区境があり、光を湛えたその面は、板橋区になる。

立ち止まった場所は、中央よりやや北寄り。北区になる。

漫然と通り過ぎてしまう区の境界を意識させる。そんな投光、反射だった。

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#061 新宿東口(2017.08.28)

髙島屋を出て、地上の街路を歩き、新宿駅に向かう。

新南口は大きく変わったが、南口から東口にかけての光景はさほど変化なく、不思議と落ち着く感じがした。

夜8時頃、新宿通りに面したビルの並びが一望できる場所に着く。

これも見慣れた眺めのはずが、美装を施した建物が増えたせいか、煌々とした印象・・・一瞬、目を疑った。

変化していないようで、変化している。それが新宿という街なのだと改めて思う。

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#060 雨の大崎駅(2017.08.19)

積乱雲の下に入ると、辺りは暗さを増し、両側の車窓にはいつしか大粒の雨。

湘南新宿ラインで、新川崎、武蔵小杉と進む間、列車は洗車機を通るような状態*1だった。

降雨が続く中、列車は大崎駅に着く。2分ほど停車時間があったので、ホームに出て、雨の様子を見る。

まだそれなりに降っていて、涼しさを感じた。

南側に視線を移すと、新幹線が左方向に進むのが見え、その下から大崎止まりの列車が姿を見せた。

車体も前照灯もくっきりと見え、雨の中ということを感じさせない。

空気が澄んでいた、ということかも知れない。

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*1:多摩川花火大会会場の二子玉川付近が豪雨と強風で大変なことになっていたのは、これと同じ頃と思われる。