環八通りから北区の浮間地区に出る時に通るのが新河岸大橋。
その名の通り、新河岸川に架かる橋だが、大橋と呼ぶほどのスケール感はなく、いい意味で通行はしやすい。
橋の中央付近から、東の方角を眺めた。
全体的に暗めだが、右岸のグリーンの照明がアクセントとなり、色みのある光景が広がる。
川面に映る光は、緑と白を混ぜるようにして漂い、揺れる。
この辺りは、川の中央に区境があり、光を湛えたその面は、板橋区になる。
立ち止まった場所は、中央よりやや北寄り。北区になる。
漫然と通り過ぎてしまう区の境界を意識させる。そんな投光、反射だった。